日油の会社データ 平均年収 / 福利厚生(業界比較)

日油の会社概要

日油は「バイオから宇宙まで、化学の力で新しい価値を創造する企業グループとして、人と社会に貢献します。」を経営理念としており、 「機能材料事業」「化薬事業」「機能食品事業」「ライフサイエンス事業」「防錆事業」を主な事業として経営展開しています。

会社名称:日油株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号
従業員数:1,762人
平均年齢:43.6歳
平均勤続年数:18.9年

日油の平均年収

日油の直近の平均年収を全社員、総合職に分類して調べてみました。

(全社員)…正社員のほか契約社員や社外から社内への出向者を含み、臨時雇用者(パートタイマー、嘱託社員)や社内から社外への出向者を除いた従業員を指す

(総合職)…将来の管理職、幹部候補として社内の中核業務を担う社員(主に大卒、院卒が該当する職種)を指す

年度(全社員)※1(総合職)※2
2023年769.2 万円928.0 万円
2024年793.9 万円960.0 万円
2025年796.1 万円964.0 万円
※1 有価証券報告書を参照しています。
※2 就職四季報を参照しています。

日油の平均年収は年々増加傾向にあり、全社員の平均が793〜796万円、総合職の平均が928〜964万円と日本の企業全体からみても年収の水準は高いと言えるでしょう。

日油の初任給

年度(大卒)(大学院卒)
2023年229,300円244,100円
2024年229,300円244,100円
2025年244,300円259,100円
※https://www.nof.co.jp/contents/career/recruit/index/information/

日油の初任給は、大卒で約24.4万円・大学院卒で約25.9万円でした。
上記初任給(基本給)の他に通勤手当、残業手当、各種勤務手当などの手当が支給されます。賞与は年に2回です。

日油の経営安全性

企業の経営状況について経営指標を参考に調査してみました。
経営指標とは企業の経営状況を分析するために利用され、その企業のこれまでの売上高や売上利益、資産について決算書を使用して計算されます。
こちらのサイトでは収益性の分析として、「売上高経常利益率」・「総資本経常利益率」・「自己資本当期純利益率(ROE)」・「総資本回転率」・ 「流動比率」・「負債比率」・「固定比率」・「自己資本比率」・「売上高付加価値率」・「設備生産性」・「利益余剰金比率」を算出しております。 また、収益性の分析は親会社だけでなく国内外の子会社や関連会社を含めた企業全体での「連結決算」と親会社のみの「単独決算」に分けて算出しております。

【経営指標の概要】

売上高経常利益率(%):売上高に占める経常利益の割合であり、この比率が高いと通常の経営活動における企業の収益力が高いといえる

総資本経常利益率(%):総資本に対する経常利益の割合であり、数値が高ければ高いほど、効率的に経営ができているといえる


自己資本当期純利益率(%):自己資本に対する純利益の割合であり、数値が高ければ高いほど、効率的に経営ができているといえる

総資本回転率(%):総資本に対する売上高の割合であり、 回転数が高いほど資産が効率的に売上に結びついているといえる

流動比率(%):流動負債に対する流動資産の割合であり、今後1年以内に予定される支払いをカバーできる手元資金があるかどうかの目安

負債比率(%):自己資本(純資産)に対する他人資本(負債)の割合であり、負債比率は低いほど経営は安定しているといえる

固定比率(%):自己資本に対する固定資産の割合であり、固定資産は自己資本によって調達するこ とが望ましいため固定比率が低いほど安全性が高いといえる

自己資本比率(%):総資本に占める自己資本の割合であり、自己資本比率が高いと返済が必要な負債への依存は少ないといえる

売上高付加価値率(%):売上高に占める付加価値の割合であり、付加価値率が高いと新しく創造した価値の割合が大きいといえる

設備生産性(%):有形固定資産(設備)に対する付加価値の割合であり、設備を用いてどれだけ付加価値を生み出しているかの目安

利益余剰金比率(%):総資本に占める利益剰余金の割合であり、利益剰余金が多ければ財務状況が良好な会社といえる

経営指標業界平均
(※1)
連結単体
202120222023202120222023
売上高経常利益率(%)7.6016.7219.5319.8420.3023.2124.66
総資本経常利益率(%)5.8010.6312.9913.9610.3612.9714.80
自己資本当期純利益率(%)6.6011.4612.0514.1713.2513.2916.59
総資本回転率(%)0.800.640.670.700.510.560.60
流動比率(%)268.7320.9343.4375.5218.8237.8261.7
負債比率(%)38.833.430.628.944.038.936.9
固定比率(%)83.957.252.548.265.560.455.6
自己資本比率(%)59.674.976.577.669.572.073.1
売上高付加価値率(%)20.233.235.834.932.034.633.9
設備生産性(%)278.792.2111.3118.992.5114.9123.8
利益余剰金比率(%)43.557.057.362.149.050.356.4
※ 有価証券報告書を参照して算出しております。
※1 化学業界の平均値として2022年度の連結決算書より算出しております。

日油は化学業界での平均値と比較して経営活動における企業の収益力は高く、財務も非常に安定しているといえます。 また、利益剰余金といった自己資本が多いため総資本回転率は比較的低いものの、利益率が非常に高く、固定比率が低いことから高収益企業であるといえます。

総括

日油の平均年収や経営状況は、化学業界内でも高い水準となっております。
化学業界をリードしてきた企業であり、経営指標からも好財務経営であるため安定した収入が得られると言えるでしょう。今後も、化学メーカーとして常に社会に貢献できる企業活動として期待です。


(注釈)こちらのサイトは公開されている決算書や企業HPを参考に数値を開示しております。 なるべく企業の実態に近くなるよう算出しておりますが、実態と異なる場合もございます。 就職先・転職先選択の際に参考情報のひとつとしてご活用ください。

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